ニュース 医薬 作成日:2011年4月19日_記事番号:T00029444
行政院経済建設委員会(経建会)は18日、バイオ医療産業の重要拠点として開発が進められている新竹生物医学園区(新竹県竹北市)の整備計画第2次修正案を原則的に了承した。ただ、同園区内での病院と商品研究開発拠点に必要な予算は中央政府の財源不足で計上困難とみられ、来年にかけての施設整備は遅延が避けられない見通しとなった。19日付工商時報が伝えた。
同園区では、生技大楼(バイオテクノロジービル)が完成し、5月18日に供用が開始される予定となるなど、施設の整備が進んでいる。しかし、当初2012年着工、14年開院を予定していた「生医園区医院」(建設費8億台湾元=約23億円、設備費6億元)と今年6月着工、来年完成予定だった商品研究開発拠点「生医科技・産品研発中心」(建設費12億8,000万元、設備費23億9,000万元)は、着工が遅れるとみられる。
新竹科学工業園区管理局の顔宗明局長は「財政部や行政院主計処から2012年度の中央政府予算に計上困難だとの説明があった。ただ、国家重大建設プロジェクトに当たるため、経建会としては計画の推進を急ぎたい」と述べた。
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