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松下電池工場火災、台湾への供給に懸念


ニュース 電子 作成日:2007年10月2日_記事番号:T00002945

松下電池工場火災、台湾への供給に懸念


 先月30日昼に大阪府守口市の松下電池工業本社工場で起きた火災の影響で、電池芯の台湾への供給に影響が懸念されている。

 松下電池は松下電器産業のグループ会社で、携帯電話やパソコン用のリチウムイオン電池などを生産している。松下電池は台湾のパソコン用バッテリー大手、新普科技(シンプロ・テクノロジー)向けに電池芯を出荷しており、ノート型パソコンの需要期に供給不足を心配する声が出ている。

 新普科技の宋福祥董事長は、「松下電池側は被害状況を把握中で、供給量への影響はまだ分からない」とした上で、今週中に訪日して、状況把握に努める考えを示した。

 日本の国内報道によると、火災では工場3階の約1,525平方メートルを焼き、出火から約7時間半後に鎮火した。けが人はいなかった。出火場所はノートパソコン用電池を生産している棟で、製品の最終チェック段階の充放電検査と呼ばれる工程を行う場所だったという。