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レックスチップ、30ナノチップの試産成功


ニュース 電子 作成日:2011年4月19日_記事番号:T00029456

レックスチップ、30ナノチップの試産成功

 エルピーダメモリ傘下の瑞晶電子(レックスチップ・エレクトロニクス)は18日、台湾DRAMメーカーとして初めて30ナノメートル製造プロセスによる2ギガビット(Gb)DDR3チップのテスト生産に成功したと発表した。陳正坤・同社総経理は、現行の40ナノよりもウエハー当たりの生産量が45%増加するため、大幅なコスト削減が可能と述べた。下半期には全生産ラインを30ナノプロセスに移行したい考えだ。なお同社は今後30ナノプロセスによる4GbDDR3チップの生産も視野に入れている。19日付経済日報などが伝えた。

 レックスチップのほか、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)、南亜科技、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)も積極的に30ナノプロセスへの移行を進めており、南亜科とイノテラは年内に同プロセスを導入する計画だ。レックスチップより一足遅い導入となるが、両社は直接、より高い利益が見込める4GbDDR3チップの生産に入る構えだ。