ニュース 運輸 作成日:2011年4月20日_記事番号:T00029468
桃園国際空港に第3ターミナルや第3滑走路を新設することを盛り込んだ「台湾桃園国際機場園区綱要計画」がこのほど、行政院の承認を受けた。同計画は2030年まで約20年をかけて同空港を現在の1,249ヘクタールから1,994ヘクタールに拡張するもので、総経費は1979年の設置以来最大規模となる3,000億台湾元(約8,500億円)に達する。20日付蘋果日報が報じた。
交通部民用航空局(民航局)は、同拡張計画が完成すれば、年間旅客数は昨年の延べ2,511万人から延べ5,890万人に、貨物輸送量は177万トンから448万トンへ、飛行機の発着数も延べ15万5,000機から延べ46万7,000機へと大幅に増加すると見込んでいる。
同空港を運営する桃園国際機場公司によると、第3ターミナルの新設については下半期に計画を監督するコンサルティング業者の入札に向けた作業を開始し、早ければ14年に着工、18年に竣工する予定だ。
また第3滑走路は長さ4,000メートル、大型旅客機A380が発着できる規模とする計画で、このほかバスターミナルや複合式商業ビルも建設予定だ。
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