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メディゲンの肝臓がん新薬、第3相臨床試験へ


ニュース 医薬 作成日:2011年4月20日_記事番号:T00029476

メディゲンの肝臓がん新薬、第3相臨床試験へ

 バイオ医薬品開発と核酸検査薬に特化する基亜生物科技(メディゲン・バイオテクノロジー)は19日、肝臓がんの再発予防に用いる抗血管新生薬「PI−88」の第3相臨床試験(治験)の実施について、行政院衛生署から認可を受けたと発表した。台湾の大型の医学センターで第2四半期から準備する。肝臓がん患者の85%が集中するアジアのうち中国や香港、韓国、さらに欧州などの衛生当局からも、年内の臨床試験の認可取得を目指す。20日付工商時報が伝えた。

 「PI−88」は、肝臓がん手術を受けた患者の再発予防を目的とする新薬。今後各1年程度の治験、観察で効果が見られれば、早ければ2014年の発売が見込まれる。

 欧朝銓・同社広報担当によると、「PI−88」は開発から製造、使用、改良、販売、ライセンス供与まで同社が世界での権利を保有している。