ニュース 機械 作成日:2011年4月20日_記事番号:T00029478
工作機械の業界団体、台湾区機器工業同業公会(TAMI)の統計によると、第1四半期の機械設備輸出額は46億8,640万米ドルで、前年同期比35.8%の大幅成長となった。景気回復、および最大輸出先の中国との間で海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)が発効したことが大幅成長につながった。20日付工商時報が伝えた。
月別輸出額は、▽1月、16億1,710万ドル(前年同月比39.7%増)▽2月、12億7,520万ドル(同30.0%増)▽3月、17億9,410万ドル(同36.6%増)──。
東日本大震災により日系メーカーからのボールねじ、ベアリング、リニアボールスライドなどの機械部品供給が滞っているため、東台精機(東台マシン&ツール)や台中精機廠(ビクター台中・マシナリー・ワークス)など主要メーカーは、出荷できない受注分の合計が100億台湾元(約286億円)以上に達しているもようだ。業界は現在、9月までの受注がほぼ満杯状態にあるほどの好景気に恵まれているが、出荷の遅れが今後の輸出額に影響を与える懸念もある。
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