ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年4月20日_記事番号:T00029480
20日付工商時報によると、中国鋼鉄(CSC)はあす(21日)、中国の江淮汽車(JAC)と、毎年2万トンの自動車用鋼板を供給することを含む提携覚書(MOU)を締結する見通しだ。CSCにとって5億台湾元(約14億円)の増収が見込まれる。将来的には、供給量を3万トンまで増やすとみられる。
CSC傘下の中貿国際(CSGT)によると、東南汽車工業(SOUEAST)、奇瑞汽車(チェリー)、吉利汽車など多くの中国自動車メーカーが現在、CSCの自動車用鋼板をテスト使用しており、江淮汽車もCSCの第3冷延ラインがこのほど正式に稼働したことを受け、提携を希望していると説明した。
既にテスト生産を終えたCSCの第3冷延ラインは、冷延コイル110万トン、溶融亜鉛めっきコイル同40万トンの年産量を基に設計されており、主に高品質の自動車向けに生産を行う。これにより中国、東南アジア、欧州、インド、メキシコなどへの供給量が現在の年20万トンから40万トンに拡大する見込みだ。
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