ニュース 電子 作成日:2011年4月20日_記事番号:T00029486
液晶パネル大手の奇美電子(チーメイ・イノルックス)は、米アップルのタブレット型パソコン次期機種「iPad3」の発売に合わせ、同社向けのIPS(横電界)方式広角液晶パネルの主要供給元に浮上する見通しとなった。20日付工商時報が業界関係者の話として伝えた。
業界関係者によると、奇美電は今年初めからアップルへのIPSパネルの納入を開始したが、出荷量は毎月数千枚にとどまっていた。
iPad3では、LGディスプレイ(LGD)、サムスン電子と並び、奇美電がIPSパネルの主要供給元となる。奇美電はアップル向けの需要に対応するため、第5世代パネル工場3カ所を改造し、IPSパネルの生産ラインを導入した。奇美電の第5世代パネル工場は既に、生産能力の20%をIPSパネルの生産に振り向けることが可能で、中型IPSパネルに換算し、毎月140万枚を生産できるという。
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