ニュース その他分野 作成日:2011年4月21日_記事番号:T00029494
経済部が20日発表した3月の輸出受注額は前月比35.03%増、前年同月比13.37%増の389億9,860万米ドルとなり、単月過去最高を記録した。相次ぐパソコン新機種の発売やスマートフォンの販売好調、東日本大震災の影響で一部電子部品の発注が日本から台湾に切り替わったこと、化学品の価格上昇が主な要因だ。第1四半期通期では前年同期比11.01%増の1,023億2,000万米ドルだった。一方、震災の影響で日本からの受注額は前年比5.94%減の37億6,000万米ドルとなり、5大仕向け先で唯一マイナスとなった。21日付工商時報が伝えた。
その他仕向け先からの受注額は、▽中国、102億2,100万米ドル(前年同月比4.19%増)▽米国、85億7,200万米ドル(同29.21%増)▽欧州、75億2,700万米ドル(同26.25%増)▽東南アジア諸国連合(ASEAN)6カ国、37億2,000万米ドル(同14.92%増)──と軒並み増加した。
中国は初めての100億米ドル突破となったが、蔡美娜・経済部副統計長は、成長は需要が強まったためではなく、化学品価格が上昇した要素が大きいと分析した。特に同国からの液晶パネル受注は予想を下回り、製品別受注額で精密機器の成長率が前年同月比0.49%と1%に満たなかったことにつながったと指摘した。
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