ニュース 金融 作成日:2011年4月21日_記事番号:T00029497
台湾元高が進む中、仏系のソシエテジェネラル銀行はこのほど、対米ドル台湾為替相場は上半期中に1米ドル=28.5台湾元(約81円)を突破、さらにその後、年内に1米ドル=27.5元まで上昇する可能性を指摘した。また香港系のHSBC(匯豊商業銀行)も、台湾元対米ドルレートの今年の上昇率は7〜8%に上るとの予測を示した。21日付経済日報などが伝えた。
ソシエテジェネラル銀行は、中国人民元高、国際原油価格の高騰、アジア各国でのインフレ懸念の影響を受ける形で、第2四半期も台湾元高が大きく進むとの見方だ。
ある銀行幹部は、既に東日本大震災を受けて台湾のGDP(域内総生産)成長率を下方修正する研究機関が出る中、さらに元高が進めば、台湾が経済成長の原動力とする輸出の競争力低下につながると懸念を示した。
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