ニュース 医薬 作成日:2011年4月21日_記事番号:T00029504
中天生物科技(マイクロバイオ)の路孔明董事長は、抗貧血薬「Herbiron」と抗菌薬「MS−20」の新薬2項目が間もなく第3相臨床試験(治験)を完了し、第3四半期にも新薬として登録する予定だと語った。中国でも第3相臨床試験の実施を申請予定で、2014年の新薬登録を目指す。21日付工商時報が伝えた。
「Herbiron」は、漢方薬方剤の「四物(当帰=とうき、川芎=せんきゅう、芍薬=しゃくやく、地黄=じおう)」と鉄分(ビスグリシン酸鉄キレート)を主成分とし、女性の月経期における貧血症状の改善や痛みの緩和などの効果が期待できる。路董事長は、世界市場規模が年間100億米ドル以上に上り、海外医薬品メーカーにライセンスを供与する可能性もあると語った。
「MS−20」は今回、発熱性好中球減少症に対する抗菌薬として治験完了を迎えるが、肝臓がんの抗がん効果については第2相臨床試験が進行中で、第3四半期中に臨床報告を完了させる見通しだ。
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