ニュース 食品 作成日:2011年4月21日_記事番号:T00029506
台湾の食用ニワトリ価格が3月中旬に比べ10%近く値上がりし、15年ぶりの高値を付けている。21日付工商時報が伝えた。
気温が例年より寒かったことによるヒヨコの生育不良に加え、日本の原発事故による放射能騒動で、海産物に代わり、鶏肉の消費が増えたことなどが原因で、食用ニワトリの価格は1台斤(約600グラム)当たり30台湾元(約85円)を超えた。同様にアメリカからの輸入食用ニワトリ価格も過去1カ月で15%高騰しているという。
鶏肉は春節(旧正月)や忘年会、新年会などが需要期となり、例年この時期は非需要期に当たるため、養鶏業界は思わぬ需要にうれしい悲鳴を上げている。ある業者からは、今年1月末から上映された夜市(ナイトマーケット)を舞台にした台湾映画「雞排英雄」の人気のおかげではないかという意見もあったが、こちらは因果関係が不明だ。
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