ニュース 家電 作成日:2011年4月21日_記事番号:T00029509
液晶ディスプレイ受託生産大手の冠捷科技(TPVテクノロジー)は今年、自社ブランド液晶テレビの出荷で、前年の120万台から6割増の200万台を目指す。さらに、3〜5年以内に1,000万台まで引き上げることが目標だ。21日付経済日報が伝えた。
同社は液晶テレビ分野で、フィリップスと同ブランド事業を合弁で運営することが決まったばかり。今後の展開が注目されている。
同社は昨年、中国・福建省アモイ市で液晶テレビ工場を稼働させており、現在の年産能力600万台を、今後1,000万台に強化する予定だ。中国にはアモイ工場を含め4拠点の工場が稼動しており、アジア・太平洋地域に供給している。このほか、ポーランド工場が欧州地域に、ブラジル工場が南米地域に、メキシコ工場が北米地域に供給を行っている。
TPVの昨年の液晶テレビ受託生産台数は1,480万台で、前年の1000万台から5割近く成長した。生産台数世界シェアは7.7%で、サムスン電子17.2%、LGエレクトロニクス9.6%に次ぐ3位だった。
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