ニュース 電子 作成日:2011年4月21日_記事番号:T00029510
デジタルデバイス用レンズメーカーの大立光電(ラーガン・プレシジョン)は20日、中国のスマートフォン市場向けや高画素レンズなどの需要が予想以上に強いため、今年の設備投資は年初に宣言した15億台湾元(約43億円)を大幅に上回るとの見通しを示した。21日付電子時報が報じた。
林恩平ラーガン執行長(CEO)は、携帯電話に高画素レンズが搭載される傾向が続き、来年には800万画素レンズが市場の主流になるとの見方を示した。
今年の設備投資計画15億元のうち6億元は、台中市精密機械科技創新園区(台中プレシジョンマシナリーテクノロジカルパーク)後方の土地1,500坪に新工場を建てるためで、早ければ12年末の稼働を見込む。ラーガンはアップル、ノキア、カナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)、宏達国際電子(HTC)など携帯電話大手各社を顧客とし、2009年上半期から生産能力増強を進めてきた。
ラーガンの第1四半期連結売上高は、前期比9.46%減、前年同期比57.56%増の35億1,200万元だった。粗利益率は前期比3.3ポイント下落、前年同期比6.1ポイント下落の42.48%、純利益は前期比7.37%増、前年同期比62.59%増の11億9,500万元だった。
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