ニュース 電子 作成日:2011年4月21日_記事番号:T00029511
スマートフォン最大手、宏達国際電子(HTC)は、20日の株価終値が過去最高の1株1,265台湾元を付けたことで時価総額が1兆340億元(約2兆9,500億円)となり、初めて1兆元を超えた。これにより時価総額台湾2位でEMS(電子機器受託生産サービス)世界最大手、鴻海精密工業にわずか90億元差に迫った。21日付経済日報が報じた。
大手企業の20日の時価総額は、ファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が首位で1兆8,000億元、2位の鴻海精密工業が1兆430億元だった。ただ、3社のうちHTCは唯一ブランドメーカーのため、「(1兆元突破の)意味合いは異なる」と経済日報は指摘した。上位2社の時価総額が20日のまま変わらないと想定すると、鴻海超えはHTC株1,280元で、TSMC超えは2,212元で実現する計算だ。
HTC株は21日、前日比10元安の1,255元で引けた。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722