ニュース 電子 作成日:2011年4月21日_記事番号:T00029512
タブレット型パソコンの販売好調に押され、低価格ノートPC(ネットブック)の出荷が影響を受ける中、宏碁(エイサー)が第2四半期のネットブック生産委託量を縮小するとの観測が電子時報系の市場調査会社、デジタイムズ・リサーチ(DIGITIMES Research)によって示された。これを受け、同調査会社は、台湾受託メーカーの同製品出荷台数が今期、過去6四半期で最低の458万台(前期比約13%減)まで減少すると予測している。21日付蘋果日報が伝えた。
一方、一般規格ノートPCの台湾受託メーカーによる出荷台数は、エイサーやASUSなどが超薄型ノートPCの新機種を相次いで発売していることから、前期比9%増と安定的に成長する見通しだ。ネットブックを含むノートPC全体では前期比6.1%成長にとどまるとの予測だ。
なお、受託メーカー別のノートPC出荷台数では、鴻海科技集団(フォックスコン)が米ヒューレット・パッカード(HP)からの受注増を受け、第1四半期に336万台に成長。英業達(インベンテック)、和碩聯合科技(ペガトロン)を抜いて、4位に浮上したもようで、第2四半期も409万台まで伸ばし、同順位を維持する見通しだ。
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