ニュース 電子 作成日:2011年4月21日_記事番号:T00029513
華碩電脳(ASUS)は20日、例年のオフシーズンに当たる第2四半期の業績予測について「市況は悪くなく、タブレット型パソコンの販売も始まるため、前期比で小幅成長が見込める」と表明、同期のPC出荷台数予測を下方修正した宏碁(エイサー)とは対照的な楽観見通しを示した。21日付工商時報などが伝えた。
ASUSの第1四半期連結売上高は前期比12%減と低迷したが、証券会社は、同期が今年の谷底で、第2四半期は前期比5〜7%成長も目指せると予測している。
エイサーとASUSの第2四半期見通しに相違があることについて、あるノートPC業者は、ASUSは第1四半期の売上高が低調だったこと、およびマザーボードの売上高が3月に単月過去最高を記録するなど好調が続いているためと指摘した。
一方市場では、両社はともに欧州PC市場で40%以上のシェアを誇り、エイサーが業績向上のために価格を引き下げて在庫消化を図れば、ASUSのPC出荷にも影響が及ぶとの見方も出ている。
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