ニュース 電子 作成日:2011年4月21日_記事番号:T00029514
発光ダイオード(LED)最大手、晶元光電(エピスター)は、第2四半期末まで受注見通しが立っていると明らかにした。証券会社の予測によると、LED光源の液晶テレビ新機種が相次いで発売されることから、エピスターの第2四半期売上高は前期比約20%増の53億台湾元(約150億円)となる見通しだ。21日付蘋果日報が伝えた。
同社は第2四半期末までに有機金属気相エピタキシー(MOCVD)装置を20台(4インチ対応)搬入し、第3四半期から稼動させる予定だ。搬入後は計240台で、依然台湾最多を誇る。ただ同社は昨年(30〜40台)ほどMOCVD装置を増やさず、今年は輝度向上に注力する考えだ。
同社は第1四半期の粗利益率は昨年第4四半期の26%より下がったとみているが、2月を底に3月から回復に向かっており、原料のサファイア基板の価格下落などで、4月はさらに改善すると予測している。また、昨年第3四半期から今年第1四半期にかけ平均単価が30%下落したが、ハイシーズン入りに伴い、これ以上は下がらない見通しだという。
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