ニュース 政治 作成日:2011年4月22日_記事番号:T00029526
訪日中の王金平立法院長は21日、衆議院議員会館で鳩山由紀夫前首相および超党派から成る国会議員団と会談し、東日本大震災で日本の観光産業に大きな影響が出たことに触れ、「できる限り早い時期に台湾の大型観光団を北海道観光に送り、観光産業の立ち直りに協力したい」との考えを示した。22日付自由時報が報じた。
鳩山前首相(右)と握手する王金平立法院長(右)
王院長は「日本は台湾人が最も好きな国であり、旅行スポットだ。台湾政府、人民とも今回の大地震を大変心配し、早い復興を願っている」と語った。
鳩山前首相は王院長に対し、「台湾が今回巨額の資金と物資を送ってくれたことに、感動して涙が出た」と、何度も手を合わせてお礼の言葉を述べた。
王院長は会談に先立って日本の対台湾窓口機関、交流協会本部を訪れ、台湾の政府・民間が集めた東日本大震災への義援金約144億円のうち、外交部の専用口座分10億円を服部禮次郎会長に渡した。王院長は「日本が台湾中部大地震や、一昨年の台風8号(アジア名・モーラコット)の水害の際に莫大な援助をしてくれたことを、台湾人は忘れていない。10億円は日本の震災にとって微々たる額だが、台湾人の温かい気持ちの表れだ」と語った。
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