ニュース 石油・化学 作成日:2011年4月22日_記事番号:T00029535
台湾糖業(台糖)の胡懋麟董事長は21日、嘉義県に同社初のバイオエタノール工場を設置する計画を行政院に提出したことを明らかにした。投資額は30億台湾元(約85億円)で、初期年産能力は10万〜12万キロリットル、認可を得られれば来年着工し、2013年末の稼働を目指す。22日付工商時報などが伝えた。
バイオエタノール事業への進出は、代替エネルギー産業の強化を図る政府の政策に沿ったもの。オクタン価95無鉛ガソリンに3%までバイオエタノールの添加が認められるようになり、台北、高雄など全土8カ所でモデルガソリンスタンド(GS)が立ち上げられた。台糖はGSへのバイオエタノール供給で、年間30数億元の売り上げを目指す。
なお、嘉義県を選定したのは、同社が原料のサトウキビを大量に調達できるためだ。純度99%のバイオエタノール生産が可能だという。
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