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大同集団、省エネ主眼にブランド再生図る


ニュース 家電 作成日:2011年4月22日_記事番号:T00029537

大同集団、省エネ主眼にブランド再生図る

 今年を「ブランド再生の年」と位置付ける大同(TATUNG)集団は21日、家電、太陽電池関連、発光ダイオード(LED)関連、液晶パネルなどを含む新製品発表会を開催した。家電でLEDテレビ、インバーター制御のエアコンや冷蔵庫などの省エネルギーを主眼に置いたシリーズを展開するほか、LED事業、スマートグリッド(人工知能や通信技術で電力需給を自動的に最適化する次世代送電網)向け電気メーター(スマートメーター)などに注力、省エネ関連事業の売上高をグループ全体の50%にまで引き上げる方針だ。22日付蘋果日報などが伝えた。

 同グループ傘下のLED事業は、尚志半導体がサファイアインゴットの生産能力を下半期に月産10万ミリメートルへと、現在の2万~3万ミリから大幅に拡大。LEDパッケージング(封止)事業のほか、最終製品にも注力する福華電子(フォワード・エレクトロニクス)は、現在台湾と欧米で自社ブランド展開するLED電球で日本進出に向け交渉が進んでいるようだ。

 なおスマートメーター事業について林郭文艶・執行副総経理は、台湾電力のスマートグリッド展開に伴う入札で受注獲得を目指すほか、北米など海外市場も開拓する方針を示した。