ニュース 商業・サービス 作成日:2011年4月25日_記事番号:T00029560
東日本大震災や福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故の影響で減っていた日本人観光客は、ゴールデンウィーク(GW、4月28日~5月8日)期間から回復に向かうもようだ。台北市の高級ホテル、台北晶華酒店(ザ・リージェント台北)は、GW期間には5割程度回復するとの見通しを示した。25日付経済日報が伝えた。
同ホテルを傘下に擁する晶華国際酒店集団(フォルモサ・インターナショナル・ホテルズ)の3月売上高は、日本人観光客の減少を受け、前年同月比6.93%減の2億8,000万台湾元(約8億円)で、年初来で初のマイナス成長となった。ただ、1~3月累計では前年同期比1.41%増の8億8,100万元だった。
同ホテルは、先ごろ1,000人近い規模の日本人団体ツアーを受注したと明らかにした。関西の大企業の報奨旅行(インセンティブツアー)で、震災のため一度は催行を見合わせたものの、日本政府による経済活動の正常化呼びかけに応じ、実施を決めたという。時期は11月で、客室約500室の利用が見込まれる。
ホテル関係者は、「台湾からの義援金は40億元以上。日本企業は台湾人の心遣いに感謝しており、報奨旅行の行き先として今後まず台湾を検討する」と期待を示した。
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