ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年4月25日_記事番号:T00029562
製鉄最大手、中国鋼鉄(CSC)の鄒若斉董事長は、このほど行われた経済日報とのインタビューで「世界の鉄鋼市場は安定成長しており、今後2年は5%以上の需要増が続く」との楽観的な見方を示した。世界的な景気の好調継続、および自動車、機械産業などの発展が成長の原動力になると説明した。25日付経済日報が報じた。
鄒董事長によると、同社は既に2015年までの経営戦略を立てており、鉄鋼材料の年産量は昨年の1,200万〜1,300万トンから約5割増となる2,000万トン以上に拡大する計画だ。そのうち高品質製品の比率も、現在の37%から51%に引き上げる方針だ。
またアジアの需給は健全かとの質問に対し、中国の影響力が強くなっていると指摘。同国で平板類メーカーが増え、関連製品の供給は飽和状態となっているほか、需要を上回る新たな投資も計画されており、状況は厳しいとの見方を示した。ただ、中国の鉄鋼メーカーも需給バランスやコスト、利益などを重視し、合理化を図っているため、今後は健全な方向に進むと語った。
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