ニュース 電子 作成日:2011年4月25日_記事番号:T00029572
市場調査機関、ディスプレイサーチの統計によると、液晶テレビ用パネル価格が4月下旬、46インチ以外の製品で下落に歯止めがかかった。中国テレビブランドの在庫が正常な水準を下回り、労働節(メーデー、5月1日)連休に向けた在庫確保が始まったことが要因とみられる。謝勤益・同社大中華区副総裁は、テレビ用パネル価格は既にコスト割れを起こしており、5〜6月には1〜2%反発、その後さらに伸び率を拡大すると予測した。23日付工商時報などが伝えた。
ディスプレイサーチの統計によると、4月下旬の液晶パネル価格は、46インチテレビ用以外は、その他テレビ用、ノートパソコン用、タブレットPC用が横ばい、モニター用は全面的に1米ドルの上昇を見せた。
ノートPC用とタブレット型PC用についてディスプレイサーチは、一部部品で供給不足が続くとの懸念から、ブランド各社が夏休み明けの新学期シーズンに向け製品を前倒しで生産しており、パネル需要も高まっていると指摘。ただサプライチェーン全体としては在庫水準が高めで、4月の価格上昇につながらず、反発するには末端市場の需要回復が必要との見方だ。
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