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TSMCのQ2稼働率、85〜90%に低下か


ニュース 電子 作成日:2011年4月25日_記事番号:T00029574

TSMCのQ2稼働率、85〜90%に低下か

 25日付電子時報によると、ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は第2四半期、ウエハー投入枚数が前期比で5%減少し、設備稼働率が85〜90%に低下、第3四半期まで回復が見込めないという業界観測が出ている。クアルコム、ブロードコムなど通信用チップ大手の発注抑制に加え、東日本大震災による原材料不足が原因とみられている。

 観測によると、TSMCの設備稼働率は▽12インチウエハー工場、80%▽14インチ工場、80〜90%▽8インチ工場、85〜90%──と、第1四半期の100〜105%より軒並み下がっている。製造プロセス別でみると、▽90ナノメートル、50%▽65ナノ、70%▽40ナノ、80〜90%──。これを受け、同社は設備の発注を減らし、今年の設備投資を従来計画していた78億米ドルから60億〜65億米ドルに下方修正する可能性がある。