ニュース 商業・サービス 作成日:2011年4月26日_記事番号:T00029586
経済部統計処が25日発表した3月の卸売・小売・飲食業界全体の売上高は、前月比15.22%増、前同月比7.44%増の1兆1,975億台湾元(約3兆3,900億円)となり、単月の過去4番目となった。第1四半期通期では前年同期比8.56%増の3兆4,514億元だった。3月は、自動車・二輪車の販売が上向いたこと、卸売業が過去最高を記録したことが成長の原動力となった。26日付工商時報が伝えた。
3月の卸売業売上高は前年同月比7.09%増の8,721億元で、そのうち輸入車需要が旺盛となったことから自動車・二輪車および部品の卸売業が同23.38%増と大きく増加した。
小売業売上高は前年同月比8.87%増の2,966億元で、卸売業、飲食業に比べ伸び率は最大となった。飲食業は同3.8%増の288億元。
第2四半期の見通しとして、黄吉実・経済部統計長は、東日本大震災の影響が貿易に関わる卸売業にも及んでいるものの、賃金の引き上げや4月にこどもの日および清明節連休があったこと、5月には母の日、6月には卒業式が控えていることから民間消費の伸びが予想され、企業は第2四半期の業績好調を見込んでいると説明した。
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