ニュース 運輸 作成日:2007年10月3日_記事番号:T00002959
台湾高速鉄路(高鉄)に奪われた客足を呼び戻そうと、域内航空各社が値引き合戦を展開しているが、立栄航空(ユニー航空)の蘇宏義董事長は2日、「域内航空市場は規模が限られており、価格競争も一時的なもの」として、今後、域内4社が統合して台北~高雄線を運営し、便数を1日10便以下にすることを呼び掛けた。3日付自由時報が伝えた。
蘇董事長によると、高鉄の開通によって台北~高雄線は今年大幅に利用率が落ち込み、減少率は上半期30%、下半期は40~50%が予想される。
蘇董事長の呼び掛けについて陳天賜交通部民用航空局空運組長は、「市場システムを尊重する。民航局が強制的に4社を合併させることはない」という考えを示した。
立栄航空は2日、台中~ホーチミン市線の運航を正式に始めた。今月末には台中~香港の定期チャーター便の運航も始める。
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