ニュース 石油・化学 作成日:2011年4月26日_記事番号:T00029591
施顔祥経済部長は25日、国光石化科技(KPTC)の大型石油化学プラントの台湾での建設が見送られたことを受け、3項目の目標と「2つのノー」を提示した。26日付経済日報が伝えた。
施経済部長は立法院で答弁し、国光石化のプラント建設断念を「経済部にとって大きな挫折だ」と位置付けた上で、▽台湾石化業界での高付加価値化の推進▽国光石化プラントの建設断念が決まった彰化県南西部の経済振興▽海外投資の推進──を今後の目標として掲げた。
一方で、▽汎用プラスチックの輸出を奨励しない▽国光石化の解散を望まない──とする方針も同時に示した。
施経済部長はまた、国光石化の計画頓挫に伴い、ナフサ分解プラントの対中投資解禁の是非検討を今週にも開始する方針を示した。ただ、台湾中油が大株主の国光石化に関しては、経済部が対中投資解禁に消極的とされる。
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