ニュース 電子 作成日:2011年4月26日_記事番号:T00029601
市場調査会社、ウィッツビューの統計によると、台湾液晶パネルメーカーは第1四半期、大型パネル出荷枚数の世界シェアを前期の39.1%から40.5%に拡大した。一方、韓国メーカーのシェアは53.7%から51.7%に縮小した。26日付蘋果日報が伝えた。
台湾メーカーは同期、大型パネルのうち液晶テレビ用でシェアを37.8%から41.1%に伸ばした。これについてウィッツビューは韓国サムスン電子が生産ラインの移行を行ったこと、およびソニーの液晶テレビ工場を買収した鴻海科技集団(フォックスコン)が傘下の奇美電子(チーメイ・イノルックス)から大量のパネル調達を行ったことが理由と分析した。
なお、世界全体の大型パネル出荷枚数は前期比6.5%減の1億5,700万枚だった。天災や政情不安、原油価格高騰、インフレ不安などの影響を受け、末端市場で消費が伸び悩んだことがマイナス要因とみられる。ただウィッツビューは、非需要期に当たる第1四半期のマイナスは妥当と指摘。第2四半期については、前期比10〜13%の成長が見込めるとした。
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