ニュース 電子 作成日:2011年4月26日_記事番号:T00029603
米マイクロン・テクノロジーのマイク・サドラー副社長は、今後NAND型フラッシュメモリーの生産能力を増強する場合、台湾のDRAM大手、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)に生産を委託する可能性があることを示唆した。一方で、現時点では提携するインテルとの契約により、イノテラなど他社への技術ライセンス供与はできないと語った。26日付電子時報によると、NAND型フラッシュメモリーはスマートフォンなどモバイル端末向け需要に加え、東日本大震災により東芝の5~6月供給量が半減するため、供給ひっ迫が続く見通しだ。
マイクロンとインテルは先日、シンガポールでNAND型フラッシュメモリーの合弁工場、IMフラッシュ・テクノロジーズ・シンガポール(IMFS)の操業開始を発表した。さらなる生産拡充には、シンガポール第2工場建設かイノテラへの生産委託が考えられる。なおマイクロンは、NAND型フラッシュメモリーで世界シェア首位は狙わない一方、コストを最低水準まで抑制することを重視する。
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