ニュース その他製造 作成日:2011年4月27日_記事番号:T00029623
三菱商事は26日、太陽電池大手の昱晶能源科技(ジンテック・エナジー)子会社で太陽電池用シリコンウエハーメーカー、昱成光能(ユーテック・ソーラー)の新規発行株の10%を取得したと発表した。ユーテックの資本金は22億台湾元(約62億円)。
三菱商事は資本参加を通じ、太陽電池の中核原料である多結晶シリコン(ポリシリコン)、シリコンウエハー、セルの取り扱い強化を狙う。特に、ユーテックが手がけるポリシリコンを主原料とするシリコンウエハーを利用した太陽電池は、市場の70%を占め、今後も順調に成長すると期待している。また、台湾は中国に次ぐ太陽電池原料の生産拠点で、優秀な人材・製造技術・経営ノウハウがあり、高水準の品質と競争力を擁していると評価している。
昨年12月に設立されたユーテックは7月の量産開始に向け、既に着工している。第1期の年産能力は330メガワット(MW)で、将来的には1ギガワット(GW)を目指す。
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