ニュース 電子 作成日:2011年4月27日_記事番号:T00029630
力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)は26日、今後は汎用型DRAMの自社ブランド事業から撤退し、同製品ではエルピーダメモリ向けの受託生産に専念すると発表した。パワーチップは、汎用型DRAMの受託生産と、エルピーダから製造プロセス技術の無償提供を受けるモバイルRAMの自社ブランド事業を通じ、黒字転換を目指す。27日付経済日報が報じた。
パワーチップの譚仲民副総経理によると、同社の12インチウエハー工場の総生産能力は現在月間13万枚。そのうち既に3割が受託生産事業に当てられているが、これを年内に5割まで引き上げる計画だ。
一方、タブレット型パソコンやスマートフォンの重要部品となるモバイルRAM事業について譚副総経理は、「エルピーダは世界最大のモバイルRAMサプライヤーで、既にアップルからも受注している」と指摘し、同社から無償で提供された技術を用い、早ければ今年末にも少量生産を開始、来年からの売上計上を見込むと語った。
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