ニュース 電子 作成日:2011年4月27日_記事番号:T00029632
東日本大震災を受けて読み取りヘッドなど川上部品の供給が不足し、光ディスクドライブ(ODD)生産への深刻な影響が避けられないとの予測が出ていたが、現時点で大幅な部品不足は生じていないようだ。27日付電子時報は、「依然5〜6月の供給状況を注視する必要はあるものの、ひとまず警報が解除されたといったところだ」と伝えた。
今後のODD出荷見通しについてある業界関係者は、昨年第2四半期は欧州ソブリン危機などの影響を受け前期比で急激な落ち込みを見せたが、今年はノートパソコン市場で第2四半期に大幅な成長が期待できないものの、第1四半期の業績が低かったことから、昨年のような事態にはならないとの予測を示した。
なお、ODD台湾大手2社の第1四半期売上高は、建興電子科技(ライトンIT)が前期比4.9%減、前年同期比3.8%減の139億5,000万台湾元(約393億円)、広明光電(クアンタ・ストレージ)が前年同期比44.14%減の28億4,300万元だった。
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