ニュース 社会 作成日:2011年4月28日_記事番号:T00029638
職場で上司に胸元ばかりを見つめられるとして、女性社員がセクハラ被害を訴えたにもかかわらず、会社側が適切な対応を取らず、女性社員が最終的に解雇に追い込まれたのは不当だとして、台北市性別工作平等会議は27日、韓国LG化学の台湾法人、台湾楽金化学(台湾LG化学)に罰金25万台湾元(約71万円)の罰金処分を下した。28日付中国時報が伝えた。
同社はセクハラ行為に対する適切な対応を怠ったほか、女性社員の座席をトイレの前に移動させた上、担当業務から外し、暗に女性社員に退職を迫ったとされる。その後、女性社員が昨年11月に台北市労工局に対し、会社側が上司のセクハラ行為に積極的な対応を取らなかったと申し立てたところ、女性社員は管理命令に従わず、就労規則にも違反したとして、会社側に解雇された。女性社員は現在、解雇不当を主張する訴訟を起こしている。
処分について、台湾LG化学はコメントを出していない。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722