ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台北農産超市、不振で全聯と統合へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2007年10月3日_記事番号:T00002964

台北農産超市、不振で全聯と統合へ

 
 台北農産運銷公司傘下のスーパーマーケット、台北農産超市が、経営不振のため日用品小売り大手の全聯福利中心との経営統合を目指している。今月までに合併手続きを終える考えだ。
 
 これに対し、台北市市場管理処の王三中副処長は、「台北農産運銷が勝手にスーパーを売れば市との契約違反に当たり、市は貸している7店舗を回収する。経営統合を行うのであれば詳しい説明が必要だ」と警告した。
 
 台北農産超市は1980年代初頭に台北市延吉街に最初の店舗をオープンさせた。台湾で初のスーパーで人気となり、当時の蒋経国総統も見学に訪れたほどだった。90年代後半以降経営が下り坂となり、最大で22店あった店舗も14店までに減っていた。
 
 台北農産超市の店舗13店は今月15日まで在庫一掃セールを行い、一般商品は一律2割引き、酒たばこ類は1割引きとなる。