ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台泥と嘉泥、香港子会社の合併手続きに遅れ


ニュース その他製造 作成日:2007年10月3日_記事番号:T00002965

台泥と嘉泥、香港子会社の合併手続きに遅れ

 
 2大セメントメーカーの台湾水泥(台湾セメント)と嘉新水泥(嘉新セメント)の香港子会社の合併案に関して香港聯合交易所は2日、台泥の香港上場子会社、台泥国際による嘉泥の香港の上場子会社・嘉泥中国の株式取得が進んでおらず、上場廃止水準には達していないと発表した。台泥はこのため、合併手続き期間を10月16日まで2週間延長することを決め、聯交所に申請を行った。

 台泥の黄健強副総経理によると、台泥は現在までに嘉泥中国の株式を71.56%取得したが、これは主に嘉泥とその関係者から得たもので、外部に流通している株式が1~2割あるという。聯交所の規定では、75%の株式を取得した後、残り25%の株主の9割以上の同意を得なければ買収はできない。すなわち台泥は外部に流通している株式の9割を取得すれば嘉泥中国に上場廃止を強制できるが、まだそのレベルには達していないため今回の措置となった。10月3日付経済日報が報じた。