ニュース その他製造 作成日:2011年4月28日_記事番号:T00029651
28日付経済日報によると、鴻海科技集団(フォックスコン)がDRAM大手、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)傘下の太陽電池メーカー、新日光能源(ネオソーラー・パワー)に出資し、太陽電池市場での展開を加速するという観測が外資系の市場関係者の間で出ている。出資方式、価格など提携の詳細は未定とされる。同紙によると、新日光はコメントを避け、鴻海とは連絡が取れていない。
鴻海が新日光との提携を望んでいるという観測はこれまで何度も浮上しているが、新日光株が1株30台湾元(約85円)余りだった際にも取得価額で合意に達しなかったとされ、同60元以上に倍増した現在、難易度はさらに増したとみられている。
鴻海はこれまで他の企業に出資する際、いずれも経営権を握るか、重要な経営ポスト獲得を目指しており、今回も新日光から経営権を譲り受けようとすれば非常に良い条件提示が必要と予想される。
鴻海は今年1月末、太陽電池大手の益通光能科技(イートン・ソーラーテック)の筆頭株主になるといったんは発表したものの、協議の行き違いから土壇場で取りやめとなった経緯がある。
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