ニュース 電子 作成日:2011年4月28日_記事番号:T00029654
スマートフォン開発で後れを取っている韓国のLGエレクトロニクスは、新機種「オプティマス2X」の発売で巻き返しを図っているが、携帯電話端末部門は赤字から脱却できずにいる。台湾の受託生産メーカーは、LGの携帯電話端末の低迷は今後2~3四半期続くとの予測の下、引き続き生産委託の減少を見込んでいる。28日付電子時報が伝えた。
LGは、スマートフォン開発への参入が遅れ、同社の携帯電話端末部門は昨年第2四半期から4四半期連続の赤字にあえいでいる。世界の携帯電話市場でのシェアもピーク時の11%から今年第1四半期には6.5%まで低下した。
第1四半期はオプティマス効果で赤字幅が縮小したものの、業績回復はまだ先となる見通しで、同社から生産を受託していた華冠通訊(アリマ・コミュニケーションズ)や同社にチップを納入する聯発科技(メディアテック)への発注量は当面影響が避けられない見通しだ。
LGによる携帯電話端末の外部発注は全体量が減少している上、低価格機種が多く、台湾メーカーがODM(相手先ブランドによる設計・製造)で受注したのは、第3四半期に出荷が始まる1機種にとどまっている。
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