ニュース 電子 作成日:2011年4月28日_記事番号:T00029656
電子機器受託生産、和碩聯合科技(ペガトロン)が27日発表した第1四半期業績は、売上高が前期比19%減の856億2,100万台湾元(約2,434億円)で営業利益率はマイナス2.5%、純損失は5億5,900万元で、四半期ベースで赤字に転落した。28日付経済日報などが伝えた。
ペガトロンの林秋炭財務長は、赤字計上の理由について、▽中国の人件費上昇▽部品コストの上昇▽台湾元と人民元の上昇▽市場環境が同社の予測より悪かった──ことを挙げた。
なお、程建中・同社執行長は、今年のノートパソコンの出荷量について、ノートPC、タブレットPCの両分野で新規顧客を獲得し、新機種の受託生産を請け負うことから、前年比10〜15%増が見込めると説明した。
一方、証券会社によると、同社は米アップルのスマーフォン「iPhone」のCDMA通信方式対応機種の受注が思わしくなく、第2四半期の情報・通信製品分野の売上高は25〜30%の減少が見込まれる。
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