ニュース 運輸 作成日:2011年4月29日_記事番号:T00029672
林国正・高雄市議会議員(国民党)が28日議会の質疑で、高雄市の都市交通システム(MRT)を運営する高雄捷運は資本金100億台湾元に対し累積赤字が66億元(約190億円)に上る上、1日当たり利用者数は13万6,000人にとどまっており、現状が続けば2〜3年以内に破産の危機に直面すると指摘した。これに対し郝建生・高雄市政府秘書長は、株主に増資を働き掛けると同時に、学校と提携した学生用の乗車カードを発行するなど収入増を目指して努力しており、そこまで悲観する状況でないと反論した。29日付聯合報が報じた。
ただ陳存永・高雄市政府捷運工程局長は累積赤字66億元に対し否定しなかった。施媺媺・総工程司は、損失は年間20億元だが捷運平準基金が充当され昨年の赤字額は同13億3,000万元だった。財政赤字で破産に直面するのは3〜5年後との見方を示した。
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