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高雄市立民生医院、医師離職で夜間診療休止に


ニュース 医薬 作成日:2011年4月29日_記事番号:T00029677

高雄市立民生医院、医師離職で夜間診療休止に

 高雄市立民生医院(高雄市苓雅区)は28日、勤務が厳し過ぎるとして退職を願い出る医師が相次いでいる事態を受けて、5月2日より夜10時から翌朝8時までの時間帯の救急診療を当面休止すると発表した。医師の人手不足が解消され次第、24時間体制に戻すとしている。中央社が28日伝えた。

 高雄市衛生局の何啓功局長は、民生医院の措置が法規違反に問われないようにするため、同病院の病床数を現在の403床から99床に削減することを認めたと説明した。行政院衛生署の現行規定では、病床数100床以下であれば、医療機関は24時間体制での救急診療サービスを義務付けられない。

 行政院衛生署は民生医院について、今後病院機能評価の引き下げもあり得ると表明した。蘇健裕・同医院代理院長は、夜間救急診療の休止中も、看護スタッフに交代で緊急診療室に詰めさせるなどの措置を取るため、病院のサービスの質に影響はないと説明した。