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マイクロライフ、業務用血圧計を分社化【図】


ニュース 医薬 作成日:2011年4月29日_記事番号:T00029679

マイクロライフ、業務用血圧計を分社化【図】

 医療機器メーカー、百略医学科技(マイクロライフ)は28日、医療機関向けの電子血圧計事業を独立させ、100%出資の新会社「華楷生医科技」を設立すると発表した。分社の基準日は9月1日。29日付経済日報が伝えた。

 華楷生医科技は資本金500万台湾元(約1,400万円)で設立し、将来2億元まで増資する。戦略パートナーの出資を受け入れ、2年以内の上場を目指す。電子血圧計のほか、専門医療向け製品やクラウド・コンピューティングを利用した遠隔医療サービスなども担う。一方、家庭用血圧計は今後もマイクロライフが担当する。

 マイクロライフはこれまで、世界シェア4割以上の電子体温計、および電子血圧計、電気毛布を3大事業としてきた。証券会社によると、同社の医療製品は東欧や中東などで、シェア5割を超える国もある。血圧計では今後3~5年、世界首位のオムロンに挑戦する構えのようだ。