ニュース 石油・化学 作成日:2011年4月29日_記事番号:T00029682
南部の石油化学川下メーカー各社が工場拡張を計画しており、投資総額は過去20年で最大の300億台湾元(約850億円)規模と見積もられている。早ければ2013年に稼働する台湾中油の第6ナフサ分解プラント(高雄県林園郷、通称六軽)からの原料確保を見込んだものだ。ただ、中油傘下、国光石化科技(KPTC)による彰化県での大型石油化学プラントの建設計画中止が決まったばかりのため、各メーカーは目立たぬよう粛々と計画を進めているようだ。29日付経済日報が報じた。
生産能力増強を計画しているのは、▽亜洲聚合(アジア・ポリマー)、EVA(エチレン・ビニル・アセテート)など年産能力12万トン(投資額40億〜50億元)▽台湾苯乙烯工業(台湾スチレンモノマー)・国喬石油化学(グランド・パシフィック・ペトロケミカル)、スチレンモノマー(SM)各30万〜50万トン(各30億〜50億元)▽東聯化学(OUCC)・中国人造繊維(中繊、CMFC)、エチレングリコール(EG)各60万〜70万トン(各60億〜70億元)▽華夏海湾塑膠(チャイナ・ゼネラル・プラスチック、CGPC)傘下の台湾氯乙烯工業(TVCM)、ポリ塩化ビニル(PVC)と塩化ビニルモノマー(VCM)17万トン(40億元)──。
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