ニュース 家電 作成日:2011年4月29日_記事番号:T00029684
デジタルカメラ受託生産大手、華晶科技(アルテック)の夏汝文総経理は28日、2011年通年の同社デジカメ出荷台数は2,000万台を上回るとの見通しを明らかにした。また、生産規模拡大や製品構成の調整に伴い、第2四半期の売上高は前期(57億8,200万台湾元=約164億円)比20%以上の増加が見込めると述べた。29日付電子時報が伝えた。
また夏総経理は、三洋電機とパナソニックの合併を機に、これまで三洋が優勢だったハイエンド製品の受託生産市場で勢力を拡大するチャンスが生まれたこと、中国での賃上げの影響が弱まるなどの要因により、第2〜3四半期の粗利益率は8.5%と低迷した第1四半期より上昇すると述べた。
一方、世界デジカメ市場については、欧米や日本で一眼レフカメラなどへの買い替え需要が高まっていること、加えて新興国でのデジカメ販売台数が毎年50〜100%増加していることから、11年通年の世界市場は1億2,000万台規模になるとの予測を示した。
また同社は、第3四半期から血糖値計測器の出荷を開始し、正式に医療市場に参入する計画だ。
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