ニュース 社会 作成日:2011年5月2日_記事番号:T00029697
メーデーに当たる1日、労働団体、人権団体、社会福祉団体は台北市内で共同で1万人規模の街頭デモを行い、「反貧困」「反過労」を訴えた。デモ隊は総統府前で、所得格差が縮小しない現状に強い不満を表明した。2日付自由時報が伝えた。
大規模デモのほか、学生らによる馬政権を風刺した劇も行われた(中央社=1日)
同日午後には、全国産業総工会(全産総)、社会住宅推動聯盟、台湾労工陣線などが「反貧困大規模デモ」、団結労連が「メーデー労働者反搾取デモ」をそれぞれ行った。
このうち、台湾労工陣線の孫友聯秘書長は、馬英九政権発足3年で政府の債務が21兆1,370億台湾元(約60兆4,000億円)、市民1人当たり100万元近くに膨らんだ点を挙げ、「我々が必要なのはこういう政府なのか」と気勢を上げた。
デモに先立ち、主催団体は子ども連れで行政院を訪れ、勤労者の時短を求める請願書を手渡した。子どもが下げたプラカードには「パパやママ、もっと早く安親班(放課後の学童教育施設)に迎えに来て」などといったスローガンが書かれていた。
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