ニュース 医薬 作成日:2011年5月2日_記事番号:T00029707
新光集団傘下で健康診断などを展開する台湾新光健康管理事業は4月下旬、レインウッドグループ(華彬集団)傘下の中国・華彬健康管理中心と提携意向書を交わした。医療観光や遠隔診察、患者の診療情報提供などで協力していく方針だ。間もなく解禁される見通しの中国人による台湾自由旅行で商機を見込む。2日付経済日報が伝えた。
23日、北京にオープンした華彬健康管理中心。設立に当たり、台湾、イスラエルや韓国などの医療関連企業と提携した(華彬集団提供)
華彬健康管理中心の于航総経理は台湾の医療機関について、医療の質とサービスに優れる上、言語の壁がないと評価。新光は特にプライバシー保護が万全なため提携パートナーに選んだと述べた。また、「北京では高所得者向け健診センターが少なく予約から2~3カ月待ちだが、台湾はほとんど待つ必要はない」とメリットを挙げた。
華彬健康管理中心はタイで創業されたレイウッドグループの中国事業の一つで、先月23日、北京郊外に高級ゴルフクラブ併設の欧風リゾート施設を開設したばかり。中国での健康意識の高まりを受け、専門家による診察、リハビリテーション、アンチエイジングなど会員制医療サービスを展開する。
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