ニュース 公益 作成日:2011年5月2日_記事番号:T00029708
今年の梅雨入りは5月末にずれ込む可能性があるとの予測が中央気象局より示されているが、経済部水利署は1日、このまま少雨が続けば、5月中旬にも桃園県、新竹県市、台中市、苗栗県の5県市で、大量に水を使用する工場などへの給水を減らす、第2段階の給水制限を実施する可能性があると表明した。実施されれば、新竹科学工業園区(竹科)、中部科学工業園区(中科)などの工業用水が5%削減されることになる。2日付経済日報が報じた。
桃園県と新北市の一部に給水している石門ダムでは有効貯水率が約30%まで低下してる(1日=中央社)
水利署の呉約西副署長は、今回給水制限の可能性を示したことについて「前もって警告を出すことで企業に早めの準備をしてもらうため」と説明。その上で5%削減による工業生産への影響は大きくなく、節水や生産ラインの調整で対応可能だと語った。
一方で呉副署長は、もしこのまま水不足が解消できない状況が続けば、7月には生活用水を減らす第3段階の給水制限に入る可能性もあると語った。
気象局によると、今週は前線が台湾に近づくとの予報だが、降雨量はそれほど多くない見通しだ。
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