ニュース 食品 作成日:2011年5月2日_記事番号:T00029709
5月に入り気温が急上昇する中、味全食品工業、泰山企業、黒松など飲料大手各社が相次いで新商品を発売する。業界関係者によると、今年のトレンドは茶系飲料のうち、健康志向のブレンド茶になる見通しだ。記録的な寒さに見舞われた3月は業績が低迷したものの、4月以降は気温が上昇、新商品の投入による市場活性化および第2四半期の業績回復が期待される。2日付工商時報が伝えた。
ブレンド茶の市場規模は50億台湾元(約142億円)と、茶系飲料240億元の約20%を占める。味全によると、茶系飲料全体の市場成長率は近年7~8%となっているのに対し、ブレンド茶は昨年20%以上の成長を記録、今年も同水準が見込まれる。同社が今月発売する「涼爽茶」は、漢方の「涼茶」のコンセプトに基づいて薬草をブレンド。体の中にこもる熱を排出する効果をうたう。
泰山は茶系飲料「御奉」と「冰鎮」の2ブランドで新商品2種を発売する予定だ。黒松は好調の「茶花」シリーズで、緑茶と烏龍茶に続き、今年は15種の素材をブレンドした「軽勻茶」を発売した。
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