ニュース 石油・化学 作成日:2011年5月2日_記事番号:T00029710
台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社の第1四半期の純利益は、前期比37%増、前年同期比63%増の646億9,100万台湾元(約1,850億円)となった。東日本大震災、およびリビア情勢悪化による原油価格上昇により、石化業界の非需要期ながら大幅な増益を達成した。2日付経済日報が伝えた。
4社のうち最も純利益が高かったのは台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)で、前年同期比61.36%増の183億2,600万元。綿花の先物価格上昇や東日本大震災による原料不足が、同社の主力製品である高純度テレフタル酸(PTA)、パラキシレン(PX)の値上がりにつながり、利益増に大きく貢献したとみている。
なお、他の3社の第1四半期純利益は高い順に、▽台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)、178億6,300万元(同62.91%増)▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)、151億2,200万元(同84.61%増)▽南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)、133億8,000万元(同48.56%増)──。
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