ニュース 電子 作成日:2011年5月2日_記事番号:T00029715
明基友達集団傘下の偏光板メーカー、明基材料(BenQマテリアルズ)がこのほど、光ディスク事業から正式に撤退することを表明した。光ディスク産業の環境変化に伴う利幅の縮小、さらに同社が薄膜材料の研究開発(R&D)および生産への転換に成功し、偏光板の生産量で台湾最大手の地位を確立できたことが理由だ。2日付電子時報が報じた。
明基材料は設立当時、光ディスクの研究開発・生産を主力事業としていたが、同事業の売上高構成比は4.8%まで縮小していた。
なお同社第1四半期の業績は、連結売上高が前期比14.6%増、前年同期比10.2%増の48億3,900万台湾元(約138億円)、営業利益は1億5,000万元だった。ただ、光ディスク事業の固定資産、設備、既存在庫および原料の処分により、同期は3億7,500万元の損失となった。
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